梅雨の季節の定番といえば、紫陽花(あじさい)。
「紫陽花」と一口に言っても、その種類は数百種にも及びます。ジメッとした梅雨の季節でも、たくさんの色鮮やかな紫陽花を見て、少しでも心癒されたいですよね。
今回ご紹介する三室戸寺(みむろとじ)があるのは、京都市内から電車で25分ほどで行ける宇治市。宇治市は源氏物語の主要な舞台であり、寺社仏閣も多い観光地です。
三室戸寺へは、京阪宇治駅のお隣の駅「三室戸寺駅」から徒歩15分。駐車場もありますが、紫陽花の見頃の時期は混雑しています。
6月中は京阪宇治駅・JR宇治駅より三室戸寺行きの臨時バス(あじさい号/大人210円・小人110円)も出ていて、多くの方が紫陽花を楽しみに三室戸寺を訪れます。

三室戸寺にはなんと2万株、50種類(公式サイト掲載数字)もの紫陽花が咲いています。その為、「あじさい寺」とも称されています。
杉木立の間に咲き乱れる2万株もの紫陽花の景色は、まさに壮観。都会の喧騒を忘れ、幻想的な紫陽花の世界に浸ることができます。
あじさい園へ

三室戸寺の敷地は思ったより広いです。2万株も植えられているのだから、当然ですね。道は整備されていますが、砂利道も多いので、ヒールよりはスニーカーやベタ履がおすすめ。
園内には「花の茶屋」があり、軽食やスイーツがいただけます。






本堂へ

あじさい園を進むと奥に長い階段があり、本堂に行くことができます。


本堂には蓮が咲いてました。蓮の見頃は7月中旬〜8月中旬なので、紫陽花の見頃とは少しずれるようです。
他にも、三重塔や大きな鐘もありますよ。


再びあじさい園の方へ降りて行きます。






今回載せた写真でけでも本当にいろんな形・色の紫陽花があり、こちらの目を楽しませてくれますね。雨にぬれた紫陽花も風情があります。
三室戸寺はあじさい園だけでなく、本堂付近も緑に囲まれていて、とても清々しい気持ちになります。
三室戸寺を訪れた後は、宇治駅周辺で茶蕎麦や抹茶スイーツを食べるのもいいですね。
紫陽花が見頃の季節には、宇治茶の老舗である伊藤久右衛門(いとうきゅうえもん)で「あじさいパフェ」が食べられます。(混雑必至です…。)
あわせて平等院鳳凰堂や宇治橋近辺を散策するのもおすすめですよ。