幸福と不幸、ともに心にあり。
古代ギリシャの自然哲学者・デモクリトス
楽しみにしていた大型連休が半分過ぎた時、みなさんは、「まだ半分もある!!」と思いますか。それとも「もう半分しかない」と思いますか。
まったく同じ状況ですが、不思議なことに、幸福と感じるか、不幸に感じるかは、人それぞれです。
デモクリトスは、幸福も不幸も、それぞれの心の中にあるものだと言っています。
幸福と不幸の違いを外部からの要因によるものと考えたいところですが、結局は、いま現在、幸福か不幸かを決めているのは自分自身の心次第ということなのでしょうか。
デモクリトスってどんな人?

デモクリトスは古代ギリシャの自然哲学者です(紀元前460年頃から紀元前370年)。
デモクリトスは物質の根源には、目に見えない、それ以上に小さくする事のできない、原子(アトム)が存在すると考え、原子論をとなえた偉人です。
原子論は、後の科学や、物理学にも大きな影響を与えました。
まとめ

幸福と不幸、ともに心にあり。
古代ギリシャの自然哲学者・デモクリトス
デモクリトスは、幸福か不幸かは、自分自身の心次第だと教えてくれています。心というものを外して見てみると、そこには、ただ事象があるだけです。
人は予測した未来が、望み通りならば、幸福と感じ、望み通りでなければ、不幸と感じているのかも知れません。
だとすれば、私たちは、目の前に現れる事象を、冷静に観察できる、中立な心を持てるようにすることが重要なのではないでしょうか。
中立な心で、本当に大切なことに気づくことが、幸福への近道なのかも知れませんね。