桜島フェリーでドライブに行こう!桜島おすすめ観光スポット



鹿児島県といえば、西郷隆盛も有名ですがやっぱり桜島ですよね。

実際に鹿児島市街地を訪れると、錦江湾(きんこうわん)に浮かぶ桜島の存在感に圧倒されます。

桜島は約26,000年前に誕生しました。以降大噴火を繰り返し、1955年から現在まで火山灰の噴火活動が続いている【活火山】です。

そんな活火山である桜島には約4,600人もの人が生活しています。(人口は2015年1月時点)

また桜島と鹿児島市街地は、一番近いところで約4kmしか離れておらず、鹿児島県民には生活の一部となっている桜島。

そんな鹿児島のシンボル桜島は、フェリーに乗船して15分で行ける手軽さもあって、市街地から眺めるだけでなく、人気の観光スポットとなっています。

桜島フェリーに乗ろう

市街地と桜島を結ぶ『桜島フェリー』は、なんと24時間営業。通勤通学時に利用している人もいるそうで、ここに暮らす人々の生活に欠かせない乗り物となっています。

レンタカーで自由に移動したい観光客にとっても、車ごと乗船できるフェリーはありがたいですよね。

今回は車ごと乗船して桜島を訪れ、帰りは桜島と陸続きになっている大隅半島から市街地の方へ戻りました。

桜島フェリーHPより

  

フェリー乗り場へは、道路標示に従って行けば無事に到着できました。車から降りることなく、そのままフェリー内に入ることができます。

到着するまでは、車内にいても船内に移動してもどちらでも良いです。

料金支払いは桜島到着後。フェリーから降りてすぐに料金場があり、高速道路と同じようなかたちで料金を支払います。自動車航送運賃は、自動車の車長によって変わります。(運転手一名の旅客運賃を含む)

桜島フェリー公式ホームページ

乗船中は、外の景色を楽しんでいたらあっという間に桜島に到着です。(15分ほどで到着します)

最上階の展望デッキから、桜島や市街地の景色を楽しむことができます。運が良ければイルカの姿が見れるかも!

また、船内にはフェリー名物の『やぶ金うどん』が食べられたり、売店もあり充実しています。

有村溶岩展望所

いざ桜島に到着すると、普通の山道とは違う、活火山ならではの荒々しく力強い雰囲気に圧倒されます。ただ車で走るだけでも、とても新鮮です。

車で2時間ほどで一巡りできるので、いつもとは雰囲気の違うドライブができますね。

桜島には展望所が5つあります。今回はその1つ【有村溶岩展望所】をご紹介します。

展望所までの道は整備されていて、歩きやすくなっています。歩道の脇には溶岩がゴロゴロと転がっており、展望台への道のりも、なんだかワクワクします。

全長1kmにおよぶ溶岩遊歩道の途中に、桜島の絶景ポイントがあります。近くで見る桜島の迫力はやはり凄い!なにか迫ってくる感じを受けます。

この辺りは錦江湾の景色も一望でき、とても気持ちいいですよ。

この日はあまり天気が良くなかったのですが、それはそれでまた桜島が怪しく見え、快晴時とは違った雰囲気を味わえました。

展望所入り口にあるレストハウスでは、桜島の歴史や地形などを詳しく知ることができます。お手洗いもありますよ。

  • 〒891-1545 鹿児島県鹿児島市有村町952
  • 099-216-1327(鹿児島市観光振興課)
  • 桜島港桜島フェリーターミナルから車で約20分
  • 無料駐車場 あり

黒神埋没鳥居(くろかみまいぼつとりい)

こちらは鳥居が埋没しているという有名な観光スポット。

大正3年に起きた桜島の大爆発により、高さ3メートルもあった腹五社神社(黒神神社)の鳥居が、上部を残して埋没してしまったそうです。

当時の東桜島村長が噴火の脅威を後世へ伝えるため、鳥居を掘り起こさず、このままの姿で今も残っているとのこと。

いつもは見上げている鳥居が、大人の腰の高さほどしかないということにやはり違和感を感じ、なんとも言えない気分になります。

自然の脅威と隣合わせで生きているんだな、とあたり前のことを強く再確認することができます。鳥居の奥へ進むと、腹五社神社を参拝できますよ。

  • 〒891-1401 鹿児島県鹿児島市黒神町(黒神中学校横)
  • 桜島フェリーターミナル桜島港から車で約30分
  • 無料駐車場 あり

まとめとして

大隅半島「牛根大橋」から鹿児島市街地へ

桜島の観光スポットをしっかり回るなら、丸1日は桜島観光に充てることになりそうです。しかし桜島観光を半日ほど、観光スポット巡りは抑えめにしてドライブするだけでも十分満足できますよ。

5つある展望所を巡って、自分のお気に入りの桜島スポットを見つけるのもいいですよね。

遠くから眺めるだけでなく、大自然を間近で感じることができる桜島。

鹿児島県が生んだスター・長渕剛の「桜島」を聞きながら、桜島ドライブを楽しんではいかがですか?