車で行く!三峯神社を参拝/埼玉・秩父



今回は東京から車で2〜3時間ほどで行ける、埼玉県秩父市の三峯神社へ行ってきました。

三峯神社は関東屈指のパワースポットとして有名です。メディアなどでも取り上げられることがあるので、気になっている方も多いのではないでしょうか。

また三峯神社といえば、2018年頃に人気スケート選手が「白い氣守り」を紹介したことで、その名が一躍有名になりました。

残念ながら、あまりの人気で周辺道路が大混雑した影響で、現在では「白い氣守り」の頒布を休止しています。

「白い氣守り」はありませんが、三峰神社を訪れるだけでも、心地のよい「気」を感じることができます。

三峯神社の御眷属(ごけんぞく)さまは、オオカミ

三峯神社駐車場からすぐそばの階段を上がり、ゆるやかな坂道を登ると三つ鳥居が見えてきます。その両脇に鎮座しているのが、狛犬ではなくオオカミ(お犬さま)なのです。

三峯神社では「御眷属(ごけんぞく)さま」と呼んでおり、神社内には多くの御眷属さまの像が鎮座しています。

眷属(けんぞく)とは、神様に代わってその意思などを伝える、いわば神様の使い。有名なのは、京都伏見稲荷大社の狐や、伊勢神宮の鶏(とり)など。

日本では古来から、動物にも神さまとの関わりを認めています。

随身門(ずいしんもん)

三つ鳥居を中に進み、杉の大木に囲まれた道を進むと、随身門(ずいしんもん)という御門があります。とても立派な門ですね。

三峯神社は、日本武尊(ヤマトタケル)が、この国が永遠に平和であることを祈られたそうで、随身門の近くには大きなヤマトタケルの銅像があります。

この随身門にも御眷属さまが鎮座しています。

御眷属さま

霊験あらたかな本殿へ

緩やかな坂を歩いていきます

随身門を抜けると、さらに気が引き締まるような、とても清らかな気持ちになります。

たえず鳥のさえずりや虫の鳴き声が聞こえてきて、おしゃべりなどせずに、ずっと耳を傾けていたくなります。

ここにも立派な御眷属さまがいらっしゃいます

とても極彩色あざやかな拝殿です。ここで参拝した後は、拝殿の前にそびえ立つ推定樹齢800年の杉の巨木、ご神木(ごしんぼく)に手を添えて、自然のエネルギーをいただきます。

また、拝殿のすぐ隣には、2012年辰年に突如として現れたという「敷石の龍神」があります。三峯神社は、龍神さまとも関係が深いとされているそうで、御眷属さま以外にもたくさんの龍の姿を見ることができます。

とはいえ、突如として龍の姿が現れるなんて、とても不思議ですね。

遥拝殿(ようはいでん)から奥宮を眺める

遥拝殿から眺める景色

神社内で下界が一望できる唯一の場所だそうです。ここから妙法ケ岳山頂の奥宮を遥拝できます。

心地よい風に吹かれながら大自然を眺めていると、つい時を忘れてしまいます。

秩父名物「わらじカツ丼」も食べられます

三つ鳥居付近にある大島屋さんで、秩父名物「わらじカツ丼」をいただきました。店外にも数席飲食スペースがあり、大自然を眺めながら食べることができます。とても贅沢ですね。

気付いたら、店の下に鹿が遊びに来ていました。お店の方によると、この辺りまでよく鹿が降りてくるそうです。

まとめとして

三峯神社には、もちろん駐車場があります。(普通車510円/開門時間は8時〜18時)

しかし、午前9時ごろには満車になり、駐車するまでに1時間以上かかってしまうこともあるので、なるべく早い時間に行くことをオススメします。早い時間の方が、本殿のあたりも空いていますよ。

本格的なハイキングコースもありますが、本殿への参拝だけなら軽装で大丈夫です。

秩父山地の山深い所に鎮座しているだけあって、境内で感じられる「気」や、おいしい空気は格別。

そして一度訪れると、また何度も来たくなる三峯神社。たまの休みは、少し足を伸ばして、鋭気を養いたいですね。

三峯神社HP