「瞑想」「マインドフルネス」の効果/ストレス緩和と脳の活性化でゾーンに入る!?



皆さんは「瞑想(めいそう)」ってやってみた事ありますか?

最近では、グーグルやインテル、ゴールドマンサックスなど多くの大企業が、社員研修の一環として「マインドフルネス」という瞑想を取り入れるようになりました。

今回は、そんな「瞑想」の効果と簡単なやり方をご紹介します。

瞑想ってなに?

瞑想ときくと「スピリチュアル的な話?」とか「修行僧がやっている事?」のような何かぼんやりとしたイメージをお持ちではないですか?

でも瞑想は科学的にも効果があるとされています。

中でもアメリカの脳医学博士ジョン・カバットジンが考案した「マインドフルネス」という瞑想の一種が有名なのではないでしょうか。

私たちの肉体は、常にという現在を生きていますが、心の中はどうでしょう?

意外と過去や未来のことを考えている時間が長いですよね。心と体がずれた、まさに「心ここにあらず」状態なんです。

そんな過去や未来という時空を超えて旅する心を、瞑想により今に向けさせる事ができるのです。

瞑想の効果は?

おちついた心

では心を今に向けると何が起こるのでしょう?

などが、おもに瞑想により効果があると言われています。

心にも体にも良いことづくめですね!!

「脳の活性化」や「ストレスの緩和」など仕事の生産性向上につながることも多いので、個人だけではなく大企業が注目するのも納得です。

またリラックスした状態で一つのことに集中すると、驚くほどレベルの高いパフォーマンスを発揮する事があります。この状態をスポーツ選手などは、「ゾーンに入る」と呼んでいます。

瞑想はリラックス効果や集中力を高めることから「ゾーンに入る」練習にもなるそうです。

瞑想のやり方・方法

背すじは軽く伸ばし、手は膝の上か太もも

自然の中でも自宅でも、心地良いと感じる場所ならどこでも大丈夫ですが、自宅の場合は掃除や片付けをして、すがすがしさも追加するのがオススメです。

①椅子に座る、もしくは、あぐらをかいて座り、背すじは軽く伸ばします。手は膝か太ももにおきましょう。

②呼吸に注意を向けます。呼吸はコントロールしようとせず、自然の状態で、すう時、はいた時、鼻を通る空気や、胸の中の空気など、力を抜いて無意識で行う呼吸に注意を向けましょう。

③10分ほど経ったら、ゆっくり背伸びと深呼吸をして瞑想を終わります。

瞑想の簡単なやり方

とても簡単に思えますが、やってみるとほとんどの方が、呼吸に集中せず別のことを考えている自分に気づくのではないでしょうか。

雑念が湧くことは、別に悪いことではありません。

そんな時は雑念が湧いている自分をすなおに認めて、心の中で「雑念を消します」と唱え、呼吸に注意を戻し集中とリラックスの心地よさを楽しんでください。

瞑想は朝晩に10分程度がオススメです。目覚めが快適で寝つきも良くなるように思います。

また長時間の瞑想は集中力が続かず、瞑想ではなく、妄想になりがちですので注意が必要です。時間を決めて10分前後が良いのではないでしょうか。

まとめ

ストレス解消・心地よい感情

現代人の私たちが1日で得られる情報量は、インターネットの普及や移動手段の向上などにより、「江戸時代に生きる人の1年分」とも「平安時代に生きる人の一生分」とも言われています。

情報は人間にとって役に立つ反面、ストレスの原因にもなります。

情報が溢れている現代。

私たちに入ってくる情報量は、人間のもつ情報処理能力を大きく超えているのではないでしょうか。

1日に数分でも瞑想をして、心と体の健康のため情報を遮断する時間を作ってあげても良いのではないでしょうか。

活性化した脳は、ふとした瞬間に素晴らしいアイデアを与えてくれる事もありますよ。

歴史ある瞑想スポット紹介

和歌山県にある、高野山・金剛峯寺では弘法大師空海の遺法である「阿字観」(真言宗における呼吸法・瞑想法)を阿字観道場(一般非公開)で体験できるそうです。

歴史あるパワースポット高野山・金剛峯寺での瞑想体験!魅力的ですね!

高野山真言宗 総本山金剛峯寺

  • 住所:和歌山県伊都郡高野町大字高野山132
  • 拝観時間:8:30〜17:00 (受付は16:30まで)