福岡の人気観光スポット
福岡県の人気観光スポットの一つに、太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)があります。
学問の神さまとして知られる、菅原道真(すがわらのみちざね)を祀る神社で有名ですよね。
1,100年以上の歴史を持つ太宰府天満宮は、実は学問だけでなく、至誠の神さま・厄除けの神さまなどの天神信仰が今も残っています。
太宰府天満宮は自然豊かで、ぷらっと散策するだけでもとても心地よい場所です。
そんな太宰府天満宮の魅力をお伝えします!
道真公と牛

太宰府天満宮は西鉄福岡(天神)駅から30分、福岡空港からも1時間ほどで訪れることができます。
車だと、福岡空港から福岡都市高速を使えば25分ほどで着きますよ!
最寄りの西鉄太宰府駅からは降りた目の前すぐに天満宮参道があります。駅の雰囲気もいいですね。

天満宮参道は数多くのショップが並んでいます。
お洒落なご当地スターバックスや、名物梅ヶ枝餅のお店が立ち並び、どこに寄ろうか迷ってしまいますね。
天満宮参道の先に太宰府天満宮案内所があり(お手洗い有)、御神牛が出迎えてくれます。

丑年の丑の日に生まれ、丑の日に亡くなった道真公。
このほかにも牛とのエピソードが多数あり、御神牛は、その縁の深さから神の使いとして信仰されているとのこと。
道真公の遺言にある「遺骸を牛車にのせて人にひかせず、牛の赴くところにとどめよ」という言葉に従い、道真公の住まいであった現在の榎社から亡骸を牛車にひかせていたところ、この地で牛が伏して動かなくなったそうです。
境内には11体の御神牛が祀られています。

本殿へ向かうときは、太鼓橋を渡ります。
心字池(しんじいけ)に架かる太鼓橋と直橋は「過去」「現在」「未来」を表しており、この橋を渡ることで参拝者の身を清めると言われています。



太鼓橋を過ぎると、立派な手水舎が!風鈴が涼しげですね。
道真公と梅
手水舎でお清めをし、楼門をぬけると本殿があります。


本殿の前には二本の梅の木が。太宰府天満宮には飛梅伝説(とびうめでんせつ)があるのをご存知ですか?
東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
菅原道真
道真公が京の都から左遷される日に、庭先の梅に詠んだ和歌です。
梅が道真公の後を慕い、一夜のうちに飛来したとされています。

梅の花が咲く季節にもぜひ訪れたいですね。境内にはいろんなところに梅が施されていて、楼門にも可愛らしい梅が。
訪れた際はぜひ探してみてくださいね。

そして大宰府の銘菓である梅ヶ枝餅も、大宰府に訪れたときはぜひ食べていただきたいお菓子です!少しカリッとした皮に甘すぎない餡が入っていて、とっても美味しいですよ。

九州国立博物館へぶらり
太宰府天満宮から歩いてすぐのところに、近隣施設の九州国立博物館(九博)があります。
太宰府天満宮から、菖蒲池や黒田官兵衛が使ったといわれる如水の井戸(じょすいのいど)を抜けると九博へ向かうエスカレーターが見えてきます。


日本に四つある国立博物館の中では一番新しく、2005年にオープンしました。
建物は迫力があり現代的ですが、大宰府の自然と調和するように建設され、一体感が感じられます。


太宰府天満宮から歩いて五分ほどで着きますので、展示を見なくても、建物だけでも一見の価値ありですよ。散歩がてら、ぜひ訪れてみてください。
如水の井戸
- 福岡県太宰府市宰府4-7-1
- ☎︎092-922-8225(太宰府天満宮)
- 無料(太宰府天満宮境内)
- 福岡県おすすめ観光情報
九州国立博物館
- 福岡県太宰府市石坂4-7-2
- ☎︎052-5542-8600
- 休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の時は翌日)・年末
- 九州国立博物館HP
まとめ
太宰府天満宮は境内の雰囲気がとても良く、散策だけでもとっても気持ちのいい場所です。
学問だけでなく武芸にも優れていた菅原道真。少し足を伸ばして榎社などの菅原道真公ゆかりの地を巡ってみるのもいいですね。
1,100年以上の歴史を誇る太宰府天満宮のパワーを感じに、ぜひ一度訪れてみてください。
太宰府天満宮
- 〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1
- ☎︎092-922-8225
- 開閉門時間は季節・曜日やイベント開催時によりますのでHPをご確認ください
- 駐車場あり:大宰府駐車センター(普通車500円)/ 太宰府駅付近にも民間の駐車場あり
- 太宰府天満宮HP