ラルフ・ワルド・エマーソンの名言
行動において、必要以上に臆病になったり神経質にならないように。
すべてが人生の実験なのだ。
実験はすればするほどうまくいく。
〜ラルフ・ワルド・エマーソン〜
この言葉はアメリカの思想家であるラルフ・ワルド・エマーソンの言葉です。
人は何かに挑戦しようと思った時に、「失敗したらどうしよう」「こんな事できる訳がない」「どこかにミスはないか?完ぺきだろうか?」など、様々なマイナス要因が頭をよぎるものです。
でもエマーソンが教えてくれたように、あまり臆病になったり、神経質にならずに、長い人生のなかの一回の実験だと肩の力を抜き、やりたい事があるならば行動を起こしてみるのが良いのではないでしょうか。
「成功」するか「失敗」するかは、行動を起こしてみねばわかりません。
かりに結果が「失敗」だったとしても、実験の貴重なデータとなります。データが増えるという事は、失敗した原因を追求しやすくなるという事です。
「あの時やっておけば良かった」というようなモヤモヤとした気持ちも残りませんし、人生の中で実験を繰り返せば、どんどん「成功」が近づいてきているのですから。
ラルフ・ワルド・エマーソンってどんな人だったのでしょう?

ラルフ・ワルド・エマーソン(1803〜1882)は19世紀に活躍した、アメリカを代表する思想家・哲学者・作家・詩人です。
プラトン、カント、東洋哲学をも吸収したエマーソンの独自の発想に、ニーチェ、ソロー、ボードレールのみならず、日本でも宮沢賢治、福沢諭吉、内村鑑三などが多大な影響を受けています。
170年以上前にエマーソンが記した「自己信頼」には内なる声に従えという考えをつづっており、“おのれの外に探し求むる事なかれ”という冒頭の詩から始まります。
「自己信頼」は現在でも自己啓発の名著として知られており、オバマ前アメリカ大統領の座右の書としても有名になりました。
そんなエマーソンは18歳でハーバード大学を卒業し、教師を経て牧師となりますが、彼が自由信仰であったため、教会を追われてしまいヨーロッパを巡る旅に出ています。
帰国したエマーソンは、ニューハンプシャー州コンコードに移り住みます。個人主義を唱え、執筆や講演活動を行う彼を、人々は「コンコードの賢者」と呼ぶようになりました。
そして、1837年にラルフ・ワルド・エマーソンが行った「アメリカの学者」と題する講演は「アメリカの知的独立宣言」と評判を呼ぶのです。
まとめ

行動において、必要以上に臆病になったり神経質にならないように。
すべてが人生の実験なのだ。
実験はすればするほどうまくいく。
〜ラルフ・ワルド・エマーソン〜
私たちの人生は、マラソンのようなものです。
短距離走のように短いスパンで必ずしも結果を出す必要はありません。
自分の心の声に耳をかたむけてみて下さい。
やりたいと思っている事があるのであれば、エマーソンが言うように、あまり臆病になったり、神経質にならずに楽しみながら挑戦してみても良いのではないでしょうか、あなたの目標は実験すればするほどうまくいくのですから。